🍠「コンポジットレジン(CR)修復の問題点」をわかりやすく整理します。
🦷 コンポジットレジン修復の問題点
まず結論から
コンポジットレジンは「小さなむし歯を短期間で治すのに向いた材料」ですが、
長く使い続けるには弱点がある材料です。
① すり減り・欠けやすい
なぜ起こる?
☞CRは樹脂(プラスチック成分)を含んでいます
☞金属やセラミックよりやわらかい
起こりやすい問題
☞噛むたびに少しずつすり減る
☞歯ぎしり・食いしばりで欠ける
☞奥歯では特に起こりやすい
👉 結果
噛み合わせが変わる
段差ができて汚れがたまりやすくなる
② むし歯が再発しやすい(二次う蝕)
なぜ再発しやすい?
☞固めるときにわずかに縮む
☞時間とともに接着部分が劣化する
起こること
☞歯と詰め物の境目にすき間ができる
☞そこから細菌が入り込む
👉 見た目では気づきにくく、気づいた時には進行していることも
③ 変色しやすい
よくある変色原因
☞コーヒー・紅茶・ワイン
☞カレー・タバコ
理由
☞☞CRは水分や色素を吸いやすい
👉 最初は白くても、数年で黄ばみやくすみが出ることがあります
④ 長持ちしにくい
一般的な耐用年数
約5〜7年(条件によってはもっと短い)
問題点
☞再治療の回数が増える
☞やり直すたびに歯が削られて弱くなる
👉 結果として、将来かぶせ物や抜歯が必要になることも
⑤ 大きな詰め物には向かない
なぜ?
大きくなるほど
☞割れやすい
☞歯を支える力が弱い
👉 「小さな修復向き」の材料
⑥ 治療の仕上がりが技術に左右されやすい
【影響する要素】
☞唾液が入らないようにできるか
☞接着操作の正確さ
☞詰め方・形づくり
👉 条件が少しでも悪いと、寿命が短くなります
⑦ 初期費用は安いが、長期的には高くなることも
視点 CR修復
☞初期費用 安い
☞耐久性 短め
☞再治療 起こりやすい
☞歯への負担 繰り返すと増大
👉 「安く始めて、何度も治す」可能性があります
🔵 では、CRがダメな治療なの?
いいえ。
CRは次のような場合にとても有効です。
☞小さなむし歯
☞目立たない部位
☞応急処置や暫間修復
☞若年者の歯質保存


