オールオンフォー(All-on-4)Q&A 集
基本編
- オールオンフォーとは何ですか?
- オールオンフォーとは、片顎につき4本のインプラントで全ての歯を支える治療法です。総入れ歯に代わる固定式の治療として開発されました。
- どんな人が対象になりますか?
- 歯をほとんど失った方、総入れ歯が合わない方、重度歯周病で抜歯が必要な方が主な対象です。
- 総入れ歯との違いは何ですか?
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総入れ歯:取り外し式、外れやすい、ずれやすい、噛む力が足りない
オールオンフォー:固定式でズレたり外れたりしないので、噛む力が強く違和感が少ない
- なぜインプラントが4本で済むのですか?
- 後方の2本を斜めに埋入することで、骨のある部分を有効利用し、支点を広く取れるからです。
治療の特徴・メリット
- 骨が少なくても可能ですか?
- 多くの場合可能です。骨造成を避けられるケースが多いのが特徴です。
- 手術当日に歯が入るのは本当ですか?
- はい。条件が整えば抜歯即時・即日仮歯装着が可能です。
- 噛む力はどのくらい回復しますか?
- 総入れ歯の3~5倍程度の咬合力が得られると報告されています。
- 見た目は自然ですか?
- 適切に設計すれば歯肉ラインも含めて自然な審美性が得られます。
治療の流れ
- 治療は何回通院が必要ですか?
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診査・CT
手術
仮歯調整
最終補綴
➡ 数回~数か月で完了します。
- 手術時間はどのくらいですか?
- 片顎で約2~3時間が一般的です。
- 抜歯と同時にできますか?
- はい。抜歯即時埋入が可能な症例も多くあります。
再生・骨造成との関係
- 骨造成は不要ですか?
- 多くの症例で不要ですが、前歯部の審美要求が高い場合などでは併用することもあります。
- 上顎洞が近くても大丈夫ですか?
- 斜め埋入によりサイナスリフトを回避できるケースが多いです。
リスク・デメリット
- デメリットはありますか?
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外科的侵襲が比較的大きい
清掃が難しい
修理時に全体を外す必要がある場合あり
- 失敗のリスクは?
- 適切な診断・設計が行われれば成功率は高いですが、喫煙・糖尿病・口腔清掃不良はリスク因子です。
- 1本ダメになるとどうなりますか?
- 支持バランスが崩れるため、早急な再治療が必要になります。
メンテナンス・長期管理
- メンテナンスは必要ですか?
- 必須です。3~6か月ごとの定期管理が推奨されます。
- 歯磨きは難しいですか?
- 天然歯より難しいため、歯ブラシ以外にも歯間ブラシ・専用ブラシ・ウォーターフロスを併用します。
- インプラント周囲炎になりますか?
- なります。天然歯以上に清掃管理が重要です。
高齢者・介護との関係
- 高齢者でも可能ですか?
- 全身状態が安定していれば可能です。
- 将来介護が必要になった場合は?
- 清掃困難になるため、家族・訪問歯科との連携が重要です。
費用・耐久性
- 費用はどのくらいかかりますか?
- 片顎で200~400万円前後が一般的です(医院・材料による)。
- どのくらい持ちますか?
- 適切な管理下で10年以上の長期安定例が多数報告されています。
- 修理や交換は可能ですか?
- はい。上部構造のみの修理・再製作が可能です。
他治療との比較
- 通常のインプラントとの違いは?
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通常:1歯1本
オールオンフォー:4本で全歯支持
- インプラントオーバーデンチャーとの違いは?
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IOD:取り外し式
オールオンフォー:完全固定式
デジタル技術との関係
- ガイデッドサージェリーは使いますか?
- 多くの症例で使用され、安全性・精度が向上します。
- CAD/CAMは必須ですか?
- 高精度補綴にはほぼ必須です。
- オールオンフォーはどんな治療ですか?
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少ないインプラント本数で、噛める・美しい・安定した生活を取り戻す治療です。
- 成功のカギは何ですか?
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正確な診断
適切な埋入設計
継続的なメンテナンス
- 結局、オ—ルオンフォーとは?
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👉 オールオンフォーは「噛めない人生」からの大きな転換点になる治療
👉 ただし「入れて終わり」ではなく、一生の管理が必要な治療です。
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