1歳6か月健診で行う歯科検診と生活習慣のチェック
- 1歳6か月(1歳半)健診とは何ですか?
- 1歳6か月健診は、母子保健法に基づいて実施される公的健診で、
日本全国でほぼすべての子どもが対象となります。
最大の目的は、
👉 「異常を探すこと」ではなく、
👉 「健やかな発達を確認し、必要な支援につなげること」
です。
歯科だけでなく、
身体発育・運動・言葉・生活習慣・保護者の不安まで含めて
総合的に子どもを見守るための健診です。
- なぜ1歳6か月という時期が重要なのですか?
- 1歳半前後は、
歩行が安定し始める
食事内容が大人に近づく
乳歯が増え、むし歯リスクが一気に高まる
という 発達と生活習慣の大きな転換期です。
👉 この時期の習慣が、
👉 将来のむし歯リスクをほぼ決定づけるといっても過言ではありません。
- 1歳6か月健診の歯科では何を見ていますか?
- 歯科健診の主なチェックポイントは以下です。
乳歯の本数・生え方
初期う蝕(白斑)の有無
歯垢の付着状態
歯肉の炎症
噛み合わせの基礎
👉「削るかどうか」ではなく、
👉 「むし歯になりやすい状態かどうか」を見ています。
- むし歯がなくても歯科健診は必要ですか?
- はい、むし歯がなくても非常に重要です。
なぜなら、
むし歯は痛みが出る前に進行する
初期段階は生活改善で止められる
生活習慣の見直しが最も効果的な時期
だからです。
👉 「むし歯なし」=安心ではありません。
- 1歳6か月健診でよく見つかる問題は何ですか?
- 代表的なものは、
初期う蝕(白斑)
夜間授乳・哺乳瓶の長期使用
甘い飲み物の常飲
仕上げ磨きができていない
です。
👉 この健診は、
👉 **「問題が大きくなる前に気づくための場」**です。
- 夜間授乳や哺乳瓶はどこまで問題ですか?
- 1歳半以降も、
夜間授乳が続いている
ジュース・乳酸菌飲料を哺乳瓶で飲んでいる
場合、むし歯リスクは非常に高くなります。
👉 歯科健診では、
👉「歯」よりも「飲み方・時間帯」を重視します。
- 歯磨きが嫌いでできません。問題ですか?
- この時期に歯磨きを嫌がるのは、ごく自然な反応です。
重要なのは、
完璧に磨くこと
嫌がらせないこと
ではなく、
👉「毎日、仕上げ磨きをする習慣があるか」です。
- 1歳6か月健診で泣いてしまいました。失敗ですか?
- ❌ 失敗ではありません。
お口を見せようとした
診療室に入れた
それだけでも、大きな一歩です。
👉 1歳半健診は「練習の場」でもあります。
- 行政の1歳6か月健診だけで十分ですか?
- 十分とは言えません。
行政健診は、
年1回
簡易的なチェック
が中心です。
👉 歯科医院での定期管理と組み合わせることが理想です。
Q10. 1歳6か月健診後は何をすればいいですか?(H2)
健診後は、
指摘された生活習慣の見直し
歯科医院でのフォロー受診
定期検診のスタート
がおすすめです。
👉 健診はゴールではなく、スタートです。
- フッ素塗布はこの時期から必要ですか?
- はい、必要性が高い時期です。
歯質が未成熟
むし歯になりやすい
ため、歯科医院でのフッ素塗布が有効です。
- 保護者が知っておくべき一番大切な心得は何ですか?
- それは、
👉 「歯の状態より、生活習慣がすべて」
という考え方です。
飲み物
間食
仕上げ磨き
この3つが、将来の歯を守ります。
- 検診結果で「要受診」と言われたらどうすれば?
- 「要受診」とは、
👉 精密検査が必要という意味であり、
👉 重大な異常が確定したわけではありません。
できるだけ早めに歯科医院を受診しましょう。
- 歯科医院から保護者へのメッセージ
- 1歳6か月健診は、
悪いところを探す場ではありません。
これからむし歯にならないための確認と練習の場です。
- この健診をどう捉えるべきですか?
- 1歳6か月健診は、
子どもを評価する場ではなく
親を責める場でもなく
👉 親子を支えるための健診です。
FAQまとめ|よくある誤解(H2)
「むし歯がなければ問題ない」❌
「泣いたら診れない=失敗」❌
- 1歳6か月健診の本当の意味は?
- 1歳6か月健診はイベントではありません。
気づく
整える
つなげる
この流れを作るための、
子どもの人生で最初の予防の節目です。
保護者への最後のメッセージ
完璧である必要はありません。
今日できなくても大丈夫です。
大人が焦らず、正しい知識を持つこと。
それが、子どもの歯を守る一番の近道です。
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