渋谷区恵比寿の歯科医院|SHIRON DENTAL OFFICE(シロンデンタルオフィス)

GBT(Guided Biofilm Therapy)でバイオフィルムを染色し除去する歯科治療

GBT(Guided Biofilm Therapy)とは何ですか?
GBT(ガイデッド・バイオフィルム・セラピー)とは、 👉 「見えない原因(バイオフィルム)を可視化し、 👉 必要最小限・低侵襲で除去する」 という考え方に基づいた、科学的根拠重視の予防・歯周治療プロトコルです。 従来の 「歯石をとにかく取る治療」 から大きく進化した概念といえます。
なぜバイオフィルムが重要なのですか?
現代歯周病学では、 歯周病 う蝕(虫歯) インプラント周囲炎 の主因はバイオフィルムであると考えられています。 👉 歯石は「結果」であり、 👉 本当の原因はバイオフィルムです。
バイオフィルムとは何ですか?
バイオフィルムとは、 細菌が集合 自己防御膜を形成 通常のうがいでは取れない 非常にしつこい細菌の膜です。 👉 透明で肉眼では見えないため、 👉 染色による可視化が不可欠です。
なぜ「Guided(ガイドされる)」のですか?
「Guided」とは、 染色によって除去すべき部位が明確 術者の勘や力加減に依存しない 取り過ぎ・削り過ぎを防ぐ という意味です。 👉 「見えたところだけを、見える分だけ取る」 これがGBTの本質です。
GBTはどのような流れで行われますか?
GBTには標準化された8ステップがあります。
GBTの診査・リスク評価とは?
最初に以下を行います。 歯周ポケット測定 出血(BOP)の有無 虫歯リスク評価 インプラント周囲炎リスク評価 👉 治療前の情報収集が最重要です。
GBTの患者教育・動機づけとは?
染色剤を使い、 患者自身が汚れを確認 「磨けているつもり」との差を理解 します。 👉 治療は「やられるもの」から「参加するもの」へ変わります。
GBTのバイオフィルム染色の目的は?
歯面 歯肉縁下 のバイオフィルムを可視化することで、 👉 無駄な処置を防ぎます。
GBTのエアフローは何をしますか?
エアフローでは、 エリスリトール グリシン などの微粒子パウダーを使用し、 👉 歯肉縁上〜浅い縁下のバイオフィルムを低侵襲で除去します。
ペリオフローとは何ですか?
ペリオフローは、 ポケット4〜9mm程度 専用ノズルを使用 して、中〜深部のバイオフィルムを除去するシステムです。
超音波スケーラーは使わないのですか?
使いますが、 👉 残存歯石のみを必要最小限に除去します。 従来のように 「最初から全部当てる」ことはしません。
再評価では何を確認しますか?
再染色による確認 出血(BOP)の改善 炎症のコントロール状況 👉 治療効果を客観的に評価します。
メインテナンス計画はどう決めますか?
歯周病リスク 生活習慣 セルフケア状況 に応じて、個別に来院間隔を設定します。
従来の歯周治療と何が違うのですか?
●治療対象 従来型 歯石 GBT  バイオフィルム ●方法 従来型 一律スケーリング GBT  染色+選択的除去 ●侵襲 従来型  高くなりがち GBT   最小侵襲 ●患者理解 従来型  低い GBT   非常に高い ●インプラント 従来型 制限あり GBT  安全に対応
GBTの患者さん側のメリットは?
痛み・出血が少ない 麻酔不要なケースが多い 処置が理解しやすい モチベーションが上がる
医療者側のメリットは?
治療の標準化 術者間のばらつき減少 説明責任を果たしやすい 👉 質の安定した医療が可能になります。
GBTとエアフロー・ペリオフローの関係は?
エアフロー:縁上〜浅い縁下 ペリオフロー:中〜深部ポケット 超音波:歯石のみ 👉 「全部削る」のではなく 👉 「原因だけ除く」構成です。
GBTが特に有効なのはどんな人ですか?
歯周病メインテナンス期 インプラントがある方 矯正中 高齢者・有病者 痛みに弱い方
GBTにも限界はありますか?
あります。 歯石除去を完全に代替できない 重度歯周病では外科治療併用が必要 正確な診査とプロトコル遵守が必須
GBTは保険適用ですか?
多くの場合、 自費診療として扱われることが多いのが現状です。
GBTとは何か?
GBTは、 👉 原因(バイオフィルム)を見える化し、 👉 最小侵襲でコントロールする 👉 エビデンスベースの次世代歯周・予防治療です。 歯科医療は今、 amplification(削る)から precision(狙って除く)へ 確実に移行しています。 歯科医院からのメッセージ GBTは特別な治療ではありません。 「歯を守るための新しい標準治療」です。

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