「歯周病はお口の病気でしょ?全身とは関係ないんじゃないの?」そう思う方も多いですよね。でも実は、歯周病は全身の病気と深くつながっていることが分かっています。
歯周病は「お口の中の炎症」だけじゃない
歯周病は歯ぐきに炎症を起こす病気です。炎症の原因は歯周病菌。これらの菌は歯ぐきの血管から体の中に入り込みます。つまり、お口の中の細菌が血流に乗って全身へ広がってしまうのです。
具体的にどんな病気と関係があるの?
- 糖尿病
歯周病があると、血糖値が下がりにくくなります。
逆に、糖尿病の方は歯周病が悪化しやすい。👉「歯周病と糖尿病はお互いに悪影響を与える関係」なんです。
しかし、近年のエビデンスでは以前ほどの強い相関関係はないとも言われています。 - 心筋梗塞・脳梗塞
血管の中に歯周病菌が入ると、動脈硬化を悪化させることがあります。
その結果、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がると言われています。 - 誤嚥性肺炎
特に高齢者に多い病気。
歯周病菌を含む唾液を誤って肺に入れてしまうことで肺炎を起こします。👉 実は「高齢者の死亡原因の上位」にも入る病気です。 - 妊娠トラブル(早産・低体重児出産)
妊娠中の歯周病は、早産や低体重児出産のリスクを高めることが分かっています。
なぜ歯周病ケアが全身の健康につながるの?
イメージしやすく言うと…
• お口は体の入り口
• 歯周病菌がいると、その「入り口」から全身に細菌や炎症物質が流れてしまう
• その結果、糖尿病や心臓病など色々な病気に影響してしまう
だから、歯周病を放っておくことは「小さな火事を家中に広げてしまう」のと同じなのです。
まとめ:お口を守ることは体を守ること
• 歯周病は「歯を失う病気」だけではなく「全身に悪影響を与える病気」
• 糖尿病・心臓病・脳梗塞・誤嚥性肺炎・妊娠トラブルなどに関係
• 定期的な歯科検診や歯のクリーニングは「体の健康チェック」にもつながる
👉 つまり「歯周病を治すことは、病気の予防薬を飲むことと同じくらい大事」なんです。お口をキレイにすることは、自分の体を元気にするための最初の一歩です。