渋谷区恵比寿の歯科医院|SHIRON DENTAL OFFICE(シロンデンタルオフィス)

デンタルフロスの効果的な使い方

⭐デンタルフロスの効果的な使い方

デンタルフロスの効果的な使い方には、いくつかのコツがあります。
ロールタイプ(糸巻きタイプ)とホルダータイプ(持ち手付きタイプ)で多少異なりますが、基本的な動かし方は共通しています。

☞基本的な動かし方のコツ

〇ゆっくりと「のこぎり」のように動かす
歯と歯の間にデンタルフロスを入れる際は、力を入れて無理に押し込まず、ゆっくりと前後に細かく動かしながら少しずつ挿入します。
勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。

〇歯の側面に沿わせる
歯と歯の間に入ったら、片方の歯の側面にフロスをしっかりと沿わせます。
歯の表面のカーブに沿わせるように「C字型」にして、上下に2〜3回動かして歯垢をかき出します。

次に、もう片方の歯の側面にも同じように沿わせて、上下に動かして清掃します。

歯の側面全体をこするように意識することで、歯ブラシでは届きにくい歯垢を効果的に除去できます。

〇歯ぐきの境目まで入れる
歯垢は歯と歯の間だけでなく、歯ぐきの境目にも溜まりやすいです。

〇フロスを歯ぐきの溝(歯周ポケット)の中に1〜2mm程度、スッと入るところまでゆっくりと挿入し、汚れをかき出します。ただし、力を入れすぎないように注意が必要です。

☞清潔な部分を使う
1つの歯間を清掃するたびに、フロスに付着した歯垢をティッシュで拭き取ったり、水で洗ったり、または新しい部分を繰り出して使うようにしましょう。

特にロールタイプの場合、汚れた部分を指に巻き取って、常に清潔な部分で次の歯間を磨くようにすると、菌を広げるのを防げます。
☞タイプ別のコツ
1 ロールタイプ(糸巻きタイプ)
準備
40〜50cmほどの長さにフロスをカットします(指先から肘までの長さが目安)。
両端を左右の中指に2〜3回巻きつけ、指の間が1〜2cm程度になるようにピンと張って操作します。
動かし方
奥歯は両手の人差し指でフロスを押さえて、前歯は親指と人差し指で操作すると使いやすいです。
全ての歯の間を清掃したら、使った部分を巻き取って、次の歯間は新しい部分でケアするように繰り返します。

2 ホルダータイプ(持ち手付きタイプ)
準備
F字型は前歯、Y字型は奥歯に適しています。
柄の部分をしっかり持ち、鏡を見ながら歯間にフロスを当てます。
動かし方
ロールタイプと同様に、ゆっくりと「のこぎり」のように動かしながら挿入し、歯の側面に沿わせて上下に動かします。

【その他のポイント】

☞タイミング:就寝中は唾液の分泌量が減り、細菌が繁殖しやすくなるため、歯みがき後の夜寝る前にデンタルフロスを使うのが特に効果的です。

☞慣れるまでは鏡を見る:最初は鏡を見ながら行うことで、正しい位置にフロスを当てることができ、歯ぐきを傷つけるのを防げます。

歯間ブラシとの使い分け:歯と歯の間に隙間が広い場合は歯間ブラシ、狭い場合はデンタルフロスが向いています。両方を使い分けるのも効果的です。

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