【当院で使用しているCTエックス線装置について】
ベラビューX800とは?
~患者さんにやさしい高性能レントゲン装置~

正確で安心な診断を支える、最新の画像技術
- 高画質3D(CT)撮影で、歯や顎の状態を詳細に確認可能。親知らず・根管治療・歯周病の診断に有効。
- 低被ばく設計で、お子様や高齢者にも安心。
- 撮影時間が短く、ストレスの少ないスムーズな検査。
- AIによる自動位置補正で、ブレの少ない正確な画像。
撮影の種類と用途
撮影モード | 説明 | 主な使用例 |
パノラマ(2D) | 顎全体を一目で確認 | 虫歯、歯周病、親知らずの位置確認 |
セファロ | 顔面全体を側面から撮影 | 矯正治療や骨格診断 |
CT(3D) | 立体画像で内部を観察 | インプラント、根管治療、病変の確認 |
よくあるご質問
- Q. 被ばくは大丈夫ですか?
→ ベラビューX800は従来の装置より最大77%被ばく線量をカットできます。
- Q. 痛みはありますか?
→ 撮影中の痛みや不快感はほとんどありません。安心して受けていただけます。
【当院の安心ポイント】
☑ 最新の画像診断装置を導入
☑ 検査前に丁寧にご説明いたします
☑ 撮影後はモニターで一緒に画像を確認
ご不明点があれば、いつでもスタッフへお声かけください。
モリタ社製の「Veraview X800(ベラビュー X800)」は、最新鋭の歯科用X線診断装置であり、パノラマ、セファロ、CT撮影に対応したハイブリッド型の3-in-1デバイスです。以下ではその特徴を超詳しく解説します。
🔍【1】基本概要
項目 | 内容 |
製品名 | Veraview X800(ベラビューX800) |
製造元 | 株式会社モリタ |
主な機能 | パノラマ撮影/デンタルCT(3D)/セファロ撮影 |
対象 | 根管治療、インプラント、口腔外科、矯正歯科など |
🧠【2】主な特徴(技術・性能面)
✅ 1. 超高画質3D撮影(CBCT)
- 解像度:最大80μmの高解像度で、微細な骨構造や根尖病変、クラックの確認が可能。
- Vモード撮影(V-Shape Beam Technology)を搭載:画質と被ばくの最適化を実現。
- 金属アーチファクト低減技術(MAR)により、補綴物やインプラント周囲でも鮮明画像。
✅ 2. 高精細なパノラマ撮影
- マルチフォーカス撮影を搭載し、複数のフォーカスレイヤーから最適画像を自動選択。
- パノラマ画像でも歯根の先端や顎骨形態をシャープに描出。
- 小児専用モードあり:低被ばくで短時間撮影。
✅ 3. セファロ撮影(矯正対応)
- 最速3.5秒撮影でブレを抑制、患者さんの負担も軽減。
- 正面(PA)、側面(Lat)に加え、手根骨やSMVも撮影可能。
- デジタル画像処理により、骨格パターン分析にも対応。
🛡【3】被ばく低減設計
- プログラム式被ばく制御:必要な部位・目的に応じて最適な線量で撮影。
- センサーの高感度化とX線照射時間の最適化で被ばくを最小限に。
- 小児モードでは、成人の約1/3程度の線量。
💡【4】操作性・ユーザビリティ
- 大型タッチパネル式コントロールパネル:直感的な操作が可能。
- 自動位置決め:患者の頭部の位置合わせを自動で補正し、再撮影を低減。
- 音声ガイド付き:撮影中も患者に音声で案内。
🧩【5】撮影範囲(FOV)と応用例
FOVサイズ | 用途例 |
40×40mm | 単一歯・根尖病変の診断 |
80×80mm | 顎半分(片顎)の診断、インプラント計画 |
100×80mm | 両顎同時診断、矯正、顎関節評価 |
150×140mm(オプション) | 顔全体、顎関節、上顎洞など広範囲診断 |
🔗【6】主な用途・活用シーン
- インプラント埋入計画とガイド作成
- 根管治療前の詳細な根尖病変の確認
- 顎関節症の骨構造評価
- 上顎洞炎の精査
- 歯列矯正前の骨格分析(セファロ)
🖥【7】連携システム
- i-Dixel 3Dソフトと連携可能:CT画像からの断層、3D表示、計測、ガイド設計が可能。
- DICOM準拠:医科との連携やPACSへの画像提供も対応。
- 他社CAD/CAMやインプラントプランニングソフトとも互換。
🎖【8】Veraview X800が評価される理由
評価項目 | 特徴 |
画質 | 日本トップクラスの高精細 |
被ばく量 | 極めて低い |
操作性 | 誰でも使いやすいUI |
多機能性 | 3-in-1で省スペース |
信頼性 | モリタの日本製医療機器品質 |
📌まとめ:Veraview X800はこんな方に最適!
- インプラント・矯正・口腔外科を行う中〜大型歯科医院
- 患者への説明用に高画質な画像が必要
- 低被ばくを重視しながら、精密診断を求める医院
- 将来的にデジタルワークフロー(ガイド・CAD/CAM)導入を検討している方