メインテナンス Q&A(ブラッシング・補助的清掃器具・定期ケア)
ブラッシング(歯磨き)に関するQ&A
- なぜ毎日のブラッシングがそんなに大切なのですか?
- 歯垢(プラーク)は細菌の塊で、歯周病の直接的・虫歯の間接的原因です。
歯垢は2~3日(24〜72時間)で石灰化が始まり、少しづつ硬くなり約1~2週間(10~14日)で硬い歯石になるため、石灰化が始まる前(24時間以内)に毎日のブラッシングで物理的に取り除くことが最も重要です。
- 1日に何回磨くのが理想ですか?
- 磨く回数が重要ではなく、1回でもしっかり磨けていることが重要です。10回中途半端に磨くより1回でも不足なく磨けていることが重要です。そのうえで1日2~
4回磨くことが推奨されます。特に寝る前のブラッシングは重要です。
小さい手鏡を持って磨きましょう。
- ブラッシングにかける時間はどれくらいが良いですか?
- カリエスリスクが少なく歯周病でない方は 1回 5~15分程度が目安です。ブラッシング圧や当て方が常に正しく行われていることが重要です。
- 歯ブラシの硬さはどれが良いですか?
- 基本は「ふつう 〜 やわらかめ」が鉄則です。強い力で磨く癖がある方や歯ぐきが下がっている方は特に“やわらかめ”がおすすめです。
- 磨く力はどのくらいが良いですか?
- 150〜200g程度が適切です。目安としては、歯ブラシの毛先が広がらない程度。
力が強すぎると清掃効率が下がるだけでなく歯ぐきが退縮し、知覚過敏の原因になります。
- 歯ブラシの交換時期は?
- 個人差がありますが、1か月に1回が目安。
毛先が広がったら交換タイミングです。
1か月以内に毛先が広がる方は、圧が強すぎます。
広がった歯ブラシは清掃効果が40%以上低下すると言われています。
- おすすめの磨き方(ストローク)はありますか?
- 成人には以下が推奨されます:
バス法(歯軸に対して45度で細かく振動)
スクラビング法(歯軸に対して90度で小刻みに)
歯肉炎や歯周病がある場合はバス法が特に有効です。
ストロークの動かしすぎは禁物です。当てた場所から動かしてはいけません。
小さい手鏡を持って確認しながら磨いて下さい。
- 電動歯ブラシは使った方が良いですか?
- 正しい当て方ができれば非常に有効です。
手磨きよりもプラーク除去率が高い機種もあります。
特に歯周病・矯正治療中・手が不自由な方に適しています。
- 歯磨剤(歯磨き粉)は必ず使うべきですか?
- フッ化物入り歯磨剤の使用はむし歯予防に有効です。
さまざまな虫歯予防対策のうちフッ素が最も効果があるというエビデンスがあります。
ただし、磨き方が不十分だと歯磨き粉の泡で満足しやすいため注意が必要です。
- フッ素入り歯磨剤は何ppmを使えば良いですか?
- 成人は 1,000〜1,500ppm が推奨されます。むし歯リスクが高い場合は1,450ppmの使用をおすすめします。
補助的清掃器具に関するQ&A
- 歯ブラシだけではダメですか?
- 歯ブラシだけだと 歯間部(歯と歯の間)の清掃は困難です。その清掃率は約60%とも言われます。
残り40%を取り除くために、フロスや歯間ブラシが必須です。
- フロスと歯間ブラシ、どちらを使うべきですか?
- 両方使うのが望ましいです。
フロス:狭い歯間・接触点付近のプラーク除去
歯間ブラシ:広い歯間・歯周病がある部位に最適
両方使うのが理想です。
- 歯間ブラシのサイズはどう選べば良いですか?
- 歯と歯の隙間の広さにあったものが望ましいです。同一個人のお口の中でも場所により広さが違います。
歯ぐきが痛くない・スムーズに通るサイズが適切です。
サイズが大きすぎると歯ぐきを傷つけ、小さすぎると汚れが取り切れません。
初回は歯科医院での選定が推奨されます。
- フロスは毎日使う必要がありますか?
- はい。歯と歯の間はむし歯や歯周病の好発部位です。フロス習慣がある人はない人に比べて歯周炎リスクが大幅に減少します。
- ウォーターフロス(口腔洗浄器)は効果がありますか?
- 食べかすの除去に有効で、歯周ポケットの炎症軽減効果も確認されていますが、通常のフロス・歯間ブラシの代わりにはなりません。
- ブラッシングの前にフロスを使うべきですか?後ですか?
- 先にフロス→その後ブラッシング の方がむし歯予防効果が高いという報告があります。フロッシングのあとフッ素の入った歯磨き粉をつけてブラッシングすることにより効果がより発揮しやすいと言われています。
- 舌ブラシは使った方が良いですか?
- はい。舌苔が多い場合や口臭が気になる場合に有効です。
1日1回、奥から手前にやさしく。
メインテナンス(定期管理)に関するQ&A
- 歯科医院のメインテナンスはどれくらいの頻度が良いですか?
- 一般的には 3〜6か月に1回。歯周病がある方は 1〜3か月ごとが推奨されます。
- メインテナンスでは何をするのですか?
- 歯科医院によりますが、一般的には
プラーク・歯石の除去
バイオフィルム除去(PMTC)
歯周ポケット検査
ブラッシング指導
フッ素塗布
などを行います。
- メインテナンスに通うとどんなメリットがありますか?
- むし歯・歯周病の早期発見
歯周病の進行予防
歯の寿命が延びる
治療費の削減につながる
などがエビデンスが示されています。
- 家でしっかり磨けていれば、定期検診は不要ですか?
- 必要です。
歯ブラシだけでは落とせない バイオフィルム(細菌の膜)や歯石を除去するにはプロのケアが必要不可欠です。
- 矯正中ですが、メインテナンスは必要ですか?
- 必須です。矯正装置によって磨き残しが増え、むし歯や歯肉炎のリスクが高まります。
- インプラントがある場合は?
- インプラント周囲炎を防ぐために 1〜3か月ごと のメインテナンスが推奨されます。
- 喫煙者はメインテナンス頻度を増やすべきですか?
- はい。喫煙は歯周病の最大のリスク因子の一つで、治癒も遅れます。1〜3か月の定期管理が望ましいです。
- 高齢の家族でもメインテナンスに通わせるべきですか?
- 高齢者はむし歯・歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎や口腔機能低下症のリスクがあるため、口腔管理は非常に重要です。是非、通院をお勧め下さい。
ブラッシング:基本〜応用
- 磨く順番は決めた方が良いですか?
- はい。毎回、同じ順番で磨くと磨き残しが減ります。
例:左下前歯表→左下奥歯表→左下奥歯裏→左下前歯裏→右下前歯歯裏→右下奥歯裏→右下奥歯表→右下前歯表→左下咬合面・切縁→右下切縁・咬合面の順など
磨けていない場所が存在しないように、ご自分のルーティンを確立することが重要です。
- 歯ブラシのヘッドサイズはどう選べば良いですか?
- できるだけ小さめのヘッドが操作しやすく、奥歯の奥まで届くためおすすめです。
数本使用する場合、一本目は少し大きめのヘッドで磨くこともおすすめです。
- 歯ブラシを横磨きすると良くないのですか?
- 力が強い横磨きは、歯ぐきの退縮・知覚過敏・歯の摩耗の原因になります。小刻みな横方向の動き(ブラシを当てた場所から横に移動させないことが重要)が推奨されます。
- 奥歯の裏側がどうしても磨きにくいです。どうすれば良いですか?
- 歯ブラシを縦にして、先端部分を使うと磨きやすくなります。
洗面台の鏡ではなく小さい手鏡を持って毛先の当てている位置を確認しながら磨くことが重要です。
- 磨いているのに磨き残しが多いと言われます。なぜですか?
- 多くの場合、
歯ブラシの角度
力の入れ過ぎ
毛先が届いていない
押し当てる位置のズレ
が原因です。
小さい手鏡を持って確認しながら磨きましょう。
磨き方の癖はプロに見てもらうと改善しやすいです。
- 歯磨き直後にうがいをしすぎると良くないのですか?
- はい。フッ素の効果が減ってしまいます。歯磨き後は 少量の水で一回だけが推奨されます。
- フッ素ジェルと歯磨き粉は併用できますか?
- はい。併用することでむし歯予防効果が高まります。
手順:歯磨き粉で磨く → ジェルを塗布 → うがい少量。
- 子どもの仕上げ磨きはいつまで必要ですか?
- 10〜12歳頃(永久歯の生え替わりが落ち着くまで)が目安です。
補助的清掃器具Q&A
- フロスはワックスタイプとノンワックス、どちらが良いですか?
- ノンワックス:汚れを絡め取りやすい
ワックス:切れにくく滑りが良い
初心者はワックス、慣れたらノンワックスがおすすめ。
- ホルダータイプ(糸ようじ)とロールタイプどちらが良いですか?
- ホルダータイプ:使いやすい
ロールタイプ:指の感覚が伝わるので力の入れ具合を調整しやすい、細かい動きや歯間の形に合わせやすい。経済的。
場所によってホルダータイプと使いわけることが理想です。
- 歯間ブラシは毎日使うと歯ぐきが下がりませんか?
- 正しいサイズと方法で使えば下がりません。
むしろ、使わないことで炎症が続き、歯ぐきが下がる原因になります。
- インプラント周囲はどんな器具を使えば良いですか?
- ソフトな歯ブラシ
歯間ブラシ(ナイロンコートタイプ)
スーパーフロス
過度な力は禁物です。
- ブリッジの下の掃除はどうしたら良い?
- スーパーフロスやブリッジ用フロススレッダーを使って、ポンティック下を清掃します。
- ワンタフトブラシはどんな時に使うのですか?
- 奥歯の奥
歯並びの重なり
矯正装置周囲
インプラント周辺
の細かい部分に適しています。
- デンタルミラーを自分で使って確認すると良いですか?
- 非常に有効です。磨き残しを目で確認でき、セルフケアの質が上がります。
定期メインテナンス
- 歯石は自分では取れませんか?
- 基本的に取れません。家庭用スケーラーは推奨されず、歯ぐきを傷つける恐れがあります。
- メインテナンスで「歯周基本治療」と言われました。何ですか?
- 歯石除去(スケーリング)
SRP(ルートプレーニング)
ブラッシング指導
など、歯周病の土台を改善する工程です。
- 歯周ポケットはどのくらいだと危険ですか?
- 1〜3mm:正常
4mm以上:歯周病の可能性
6mm以上:進行している
メインテナンスで定期的に計測します。
- PMTCとスケーリングは何が違いますか?
- PMTC:バイオフィルム除去・研磨
スケーリング:歯石(硬い汚れ)除去
目的が異なり、両方必要です。
- メインテナンスを3か月延ばすと何が起きますか?
- バイオフィルムが成熟し、歯周病菌が再増殖します。特に歯周病がある方は再発率が上がります。
- 痛みがなくてもメインテナンスに行く意味は?
- 歯周病は痛みなく進行します。無症状のうちにケアすることが最も効果的です。
痛くなってからでは虫歯が進行している場合が多く、治療も時間や日数がかかり、お金もかかり不経済となります。
- 妊娠中もメインテナンスに行って良いですか?
- むしろ必要です。妊娠性歯肉炎の予防に有効で、胎児にも悪影響はありません。
妊娠中の口腔内の清掃状態は胎児にも影響を与えると言われています。子供とお母さんを守るための栄養指導もできる場合があります。
- 糖尿病があるとメインテナンス頻度は変わりますか?
- はい。糖尿病は歯周病を悪化させるため、1〜3か月ごとの管理が推奨されます。
- メインテナンスに通うと歯が白くなりますか?
- 付着物や着色を除去することで本来の白さに戻りますが、漂白(ホワイトニング)とは別の処置です。
- 保険でメインテナンスはできますか?
- 症状や歯周病の診断により可能です。詳しくは医院の指導に従ってください。
口腔機能・生活習慣との関連
- 口呼吸だとむし歯・歯周病になりやすいのはなぜ?
- 口が乾燥して唾液の自浄作用が低下し、細菌が繁殖しやすくなるためです。
- 食いしばりや歯ぎしりもメインテナンスで分かりますか?
- 歯の摩耗・くさび状欠損・筋の緊張などから推測できます。必要に応じてマウスピースを作ります。
- 唾液が少ないとむし歯になりやすいのはなぜ?
- 唾液は再石灰化を促し、むし歯菌が出す酸を中和してくれるからです。乾燥は大きなリスクです。
- 食生活とメインテナンスは関係ありますか?
- あります。砂糖摂取量・間食の回数・酸性飲料の習慣はむし歯リスクに直結します。
- 口腔機能が低下すると、むし歯以外にどんな影響がありますか?
- 嚥下障害
誤嚥性肺炎
発音障害
食事量低下による栄養不足
高齢者の健康に直結します。
- メインテナンスで口臭も改善できますか?
- できます。歯石・舌苔・歯周病に関連するガスなどが減るためです。
ただしメインテナンス後の日々の適切なお手入れは欠かせません。
歯科メインテナンス Q&A
ブラッシングの応用・テクニック
- 歯ブラシの毛先が細いタイプは良いのですか?
- 歯周ポケットや狭い部分に特に有効です。毛が柔らかくへたりやすい欠点もあります。目的に応じて使い分けるのが良いです。
- 磨くスピードは速い方がいいですか?
- いいえ。早すぎると毛先が跳ねて汚れが取れません。1秒間に5〜10mm程度の小刻みな動きが理想です。
- 歯ぐきから血が出たら磨かない方が良いですか?
- 原因が「炎症」の場合は、むしろ丁寧に磨く必要があります。ただし、強く磨きすぎには注意。
- 歯茎マッサージは効果がありますか?
- 軽度の炎症であれば、血流を改善し、歯ぐきの引き締めに役立つ場合があります。
- ブラッシング圧を一定にする方法はありますか?
- 電動歯ブラシには圧力センサーがある機種もあります。手磨きの場合は鏡で毛先の広がりを確認しながら行います。
小さい手鏡を持って確認しながら磨きましょう。
- 歯ブラシを2本使うのは変ですか?
- むしろ合理的です。
当院では3本使用を推奨しております。
例:
最初大きめのヘッドで全体を磨き、次に先がとがったタイプで毛先を有効に使って磨き、最後に仕上げでヘッドの小さく薄いタイプで全体を磨く。
補助的清掃器具の応用編
- フロスは水平に動かすのと上下に動かすの、どちらが正しいですか?
- 上下方向が正しいです。歯面に沿わせて擦るように動かします。
- 歯間ブラシにジェルをつけると効果が上がる?
- はい。抗菌ジェルを併用することで歯周病の改善効果が高まることがあります。
- 歯間ブラシはどのくらいの期間で交換すれば良い?
- 1〜2週間が目安です。毛が開いたり、ワイヤーが曲がったら即交換です。
- フロスを使うと歯と歯の間が広がるというのは本当?
- いいえ、正しい使い方では広がりません。炎症があると腫れて狭くなり、治ると「広がったように感じる」だけです。
- 入れ歯専用ブラシは必要ですか?普通の歯ブラシではダメ?
- 入れ歯は形が複雑なため、専用ブラシの方が清掃効率が高いです。
- 入れ歯洗浄剤は毎日必要?
- 基本は毎日必要です。バイオフィルム化を防ぎ、口臭やカンジダの予防になります。
- インプラントには金属ブラシを使ってはいけないのですか?
- はい。金属ブラシは表面を傷つけ、プラークが付着しやすくなるため使用していけません。
- マウスウォッシュだけでプラークは落ちますか?
- 落ちません。液体では細菌の塊を物理的に破壊できず、補助的役割にすぎません。
食事・生活習慣との関連
- 甘いものを食べなければむし歯にならない?
- 甘味以外の炭水化物でもむし歯になります。食べ方・頻度・時間が重要です。
- 食後すぐ磨いてはいけないと言われますが本当?
- 酸性の飲食物の後すぐは歯が軟らかくなっているため、20〜30分待つ方が良い場合があります。
- コーヒーや紅茶の着色を防ぐ方法は?
- 飲んだ後に水を口に含む、またはストローを使うと着色を軽減できます。
- 喫煙で口腔内はどう変化しますか?
- 歯周病リスク上昇、歯ぐきの血流低下、メラニン沈着、インプラントの成功率低下など多くの悪影響があります。
- アルコールは口腔に影響しますか?
- アルコールは口腔乾燥を起こし、むし歯・歯周病・口臭リスクが高まります。
口腔機能・高齢者ケア
- 高齢者はなぜむし歯が増えるのですか?
- 根面う蝕(歯ぐきが下がり根面が露出)や、唾液分泌の低下が主な原因です。
- 口腔機能低下症はメインテナンスで改善しますか?
- 可能です。口腔清掃のほか、舌の運動、口唇の運動、咀嚼訓練、嚥下体操、咀嚼筋マッサージなどが必要です。
- 介護中で口が開けにくい人の口腔ケア方法はありますか?
- ガーゼやスポンジブラシを使い、無理のない範囲で湿潤を保ち、こまめに清掃します。
虫歯予防にサホライド(フッ化ジアミン銀)の塗布が有効です。
- 誤嚥性肺炎と口腔ケアはどのくらい関連がある?
- 非常に大きく関係します。口腔清掃を徹底することで誤嚥性肺炎の発症率が下がることがエビデンスで示されています。
- 高齢者が固いものを食べなくなったら、歯のせいですか?
- 歯の問題だけでなく、口腔機能(舌・頬・嚥下)の低下が原因の場合も多いです。
矯正・インプラント・義歯のメインテナンス
- 矯正中はどの清掃器具が必須?
- 電動歯ブラシ
ワンタフトブラシ
歯間ブラシ(極細)
フロススレッダー
が推奨されます。
- 矯正装置の周りに白いシミができたのは何ですか?
- 「ホワイトスポット」=初期むし歯です。磨き残しによる脱灰が原因です。
- インプラントは天然歯より汚れが付きやすい?
- はい。接合部にプラークが付着しやすく、歯周病類似の炎症(インプラント周囲炎)になりやすいです。
- インプラントはどれくらいの頻度でメインテナンスすべき?
- 1〜3か月ごとが推奨されています。
- 義歯と歯周病は関係ありますか?
- 関係します。義歯による粘膜炎や咀嚼量の減少が全身の炎症にリンクすることがあります。
- 夜寝る際入れ歯を入れて寝た方が良いに入れ歯を外すのはなぜ?
- 粘膜を休ませ、唾液を行き渡らせる効果があります。カンジダ感染や炎症を防ぐ効果もあります。
場合によっては、入れ歯を入れて就寝した方が良いこともあります
メインテナンスの重要性を深めるQ&A
- メインテナンスを受けている人は何歳まで歯が持ちますか?
- 長期研究では、メインテナンスを受けている人は受けていない人に比べて10〜20年歯の寿命が長いとされています。
- 歯周病は遺伝しますか?
- 遺伝的影響はありますが、口腔ケアでほとんどはコントロール可能です。
- 歯石が付きやすい人は何が原因ですか?
- 唾液の性質(カルシウム濃度等)や食生活・磨き残しが影響します。体質要因もあります。
- メインテナンスは生涯続ける必要がありますか?
- はい。歯周病は生活習慣病であり、再発しやすいため一生涯のケアが必要です。
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