渋谷区恵比寿の歯科医院|SHIRON DENTAL OFFICE(シロンデンタルオフィス)

歯周病のよくある質問

歯周病にかかりやすさはありますか?
はい。歯周病のかかりやすさにはいくつかの要因があります。
以下のような要因が影響します。遺伝的要因、口腔衛生状態、喫煙の有無、糖尿病の有無、栄養状態、ストレスなど。
歯周病予防のために、どのようなステップで歯磨きをするのが効果的ですか?
適切な歯ブラシを使用した定期的な歯磨きとフロスや歯間ブラシ等を適正に使用することです。
磨く時間を長くとると同時に毛先がポケット内に届いているか、圧がかかりすぎていないかをコントロールすることが大切です。
ストレスは歯周病に影響しますか?
はい。ストレスは免疫力を低下させるため、ストレスを減らすための運動や趣味などを取り入れることが大切です。
喫煙は歯周病に影響しますか?
はい。喫煙は歯周病の進行を助長します。
歯周病治療の成功率はどのくらいですか?
歯周病治療の成功率は、その進行度や口腔衛生習慣、治療方法によって異なりますが、成功率を左右する一番重要なことは、患者さんの協力です。患者さん自身の口腔衛生管理や生活習慣(喫煙の有無、栄養状態など)が成功率に大きく影響します。
軽度から中等度の歯周病の場合、治療後の成功率は高く、70〜90%程度とされています。
重度の歯周病の成功率は50〜70%程度とされることが多いです。
進行した歯周病は治療にはどれくらいの期間がかかりますか?
進行した歯周病の治療にかかる期間は、個々の症状や治療方法によって異なります。
軽度から中等度の歯周病の場合おおよそ治療期間は数週間から数ヶ月。スケーリングやルートプレーニング(歯の根面の清掃)を行います。
重度の歯周病の場合、治療期間は数ヶ月から数年以上かかることがあります。
外科的治療(フラップ手術や骨移植など)が必要な場合、回復や再評価に時間がかかります。
手術を伴わない治療の対象となる歯周病の状態はどの程度ですか?
非外科的治療の対象となる歯周病の重症度は、軽度から中等度の歯周病に該当します。
軽度歯周病の特徴は、歯肉の炎症が見られ、軽い出血や腫れがありますが、骨の損失はほとんどない状態です。
中等度歯周病の特徴は、歯肉の炎症が進行し、出血や腫れが顕著になります。
歯周ポケットの深さが3〜6mm程度で、軽度の骨の損失が見られることがあります。
重度歯周病の場合、歯周ポケットが6mm以上になり、骨の損失が進行している場合は、非外科的治療だけでは効果が不十分なことが多く、外科的介入が推奨されます。
手術を伴わない治療によって歯周病の症状が改善しない場合にはどのような対応が考えられますか?
治療後に再評価を行い、改善が見られない理由を特定します。
プラークや歯石の残存、患者の口腔衛生習慣などが影響している可能性があります。非外科的治療の方法や頻度を見直し、必要に応じて追加のスケーリングやルートプレーニングを行います。
症状が重度である場合、外科的治療(フラップ手術や骨移植など)を検討します。
患者さんの生活習慣(喫煙、栄養状態など)を見直し、改善されていなければ、改善を促すことが重要です。
これにより、治療の効果が向上する可能性があります。
歯周病の予防に、どのような食べ物が特に効果的ですか?
1. ビタミンCを豊富に含む食べ物で柑橘類(オレンジ、グレープフルーツ)キウイ、イチゴ、赤ピーマン、ブロッコリー
2. カルシウムが豊富な食べ物 乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)小魚(イワシ、シシャモ)緑葉野菜(ほうれん草、ケール)
3. オメガ-3脂肪酸を含む食べ物 青魚(サバ、サンマ、マグロ)、亜麻仁やチアシード
4. 抗酸化物質を含む食べ物 ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー)、緑茶(カテキンが含まれ、抗菌作用があります)、ナッツ類(アーモンド、クルミ)
5. 食物繊維が豊富な食べ物 全粒穀物(オートミール、全粒パン)、豆類(レンズ豆、黒豆)、果物や野菜(リンゴ、ニンジン)
6. 水分を多く含む食べ物 スープや煮物(水分補給と栄養摂取が同時にできます)、果物(スイカ、キュウリなど水分が多いもの)
7. 糖分の少ない食べ物。
これらの食べ物をバランス良く摂取することで、歯周病の予防に役立ちます。
健康的な食事は口腔内の健康を保つだけでなく、全身の健康にも寄与します。
歯周病の原因菌は何ですか?
歯周病の主な原因菌には、アグレゲーティバクター・アクチノミセテムコミタンス(Aggregatibacter actinomycetemcomitans)、ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivalis)、トレポネーマ・デンティコラ(Treponema denticola)タネレラ・フォーサイシア(Tannerella forsythia)、フソバクテリウム・ヌクレウム(Fusobacterium nucleatum)があります。
歯周病予防の歯磨き粉やマウスウオッシュは歯周病に効果がありますか?
はい。歯周病用の歯磨き粉やマウスウオッシュには歯周病に効果があります。
抗菌成分や炎症を軽減する成分、プラークを分解、口臭を軽減する成分などが含まれております。
歯周病用のマウスウォッシュを選ぶ際のポイントは何ですか?
歯周病予防成分の含まれた(例:グルコン酸クロルヘキシジン、イソプロピルメチルフェノール、トラネキサム酸、β-グリチルレチン酸やビタミンEの酢酸トコフェロール など)ものを選びます。
また、 口臭を抑える成分(例:亜鉛やエッセンシャルオイル)が含まれている製品を選びましょう。
人工甘味料や着色料、香料が気になる方は、これらが含まれていない製品を選びましょう。

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