OA治療の流れ
~安心して治療を受けていただくために~
「OA治療はどのように
進むのでしょうか?」
「歯科では何をするの?」
このような疑問をお持ちの方も
いらっしゃると思います。
OA(口腔内装置)による治療は、
医科での診断から始まり、
歯科で装置を製作・調整し、
その後も継続して管理します。
ここでは、治療の流れを
分かりやすくご紹介します。
① まずは医科で
正確な診断を受けます
いびきや日中の眠気などから、
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)
が疑われる場合でも、
歯科だけで診断することはできません。
まずは睡眠専門医などの
医療機関で検査を受けます。
そして、
・OSAの有無
・重症度
・適切な治療方法
などを確認します。
その結果、医師が
口腔内装置(OA)による治療が
適していると判断した場合、
歯科でOA治療を開始します。
② 歯科でお口の状態を
詳しく確認します
OAを安全に使用するためには、
お口の状態を確認すること
が大切です。
歯科では、
・歯や歯ぐきの状態
・噛み合わせ
・顎関節の状態
・口を開けられる範囲
・残っている歯の本数
・口腔機能
などを確認します。
そのうえで、
OAによる治療が適しているか
を総合的に判断します。
③ お口の型取りを行い、
OAを製作します
OAを製作するために、
お口の型取りや
噛み合わせの記録
を行います。
その情報をもとに、
一人ひとりのお口に合わせて
OAを製作します。
OAは、睡眠中に
下顎を適切な位置に
前方保持する装置です。
下顎を前方に保持することで、
気道を確保しやすくし、
睡眠中の呼吸をサポートします。
④ 装置を装着し、
調整を行います
完成したOAを装着し、
・装着感
・噛み合わせ
・痛みの有無
・顎関節への負担
などを確認します。
必要に応じて、
装置を細かく調整します。
OAは毎晩使用する装置です。
そのため、
無理なく継続して使用できること
も大切なポイントです。
⑤ 効果を確認しながら
継続します
OAは、
作って終わりではありません。
実際に使用していただきながら、
・装置が適切に機能しているか
・お口に問題がないか
・噛み合わせに変化がないか
・顎関節に負担がないか
などを確認します。
必要に応じて、
睡眠専門医とも連携し、
治療効果を確認します。
その結果を踏まえて、
装置の調整を行うこともあります。
⑥ 継続して管理することが
大切です
OAは、
毎日継続して使用すること
が大切です。
また、長期間使用すると、
・装置の摩耗
・歯並びの変化
・噛み合わせの変化
・顎関節の状態の変化
などがみられることがあります。
そのため、
定期的な歯科受診による
チェックが重要です。
OAは「作って終わり」
ではありません
OA治療では、
装置そのものだけでなく、
お口の変化を確認すること
も重要です。
特に長期間使用する場合には、
・歯並び
・噛み合わせ
・顎関節
・歯や歯ぐきの状態
などを継続して確認します。
当院では、補綴専門医として、
OA使用中の噛み合わせや
顎関節の変化にも注意しながら、
長期的な管理を行っています。
医科と歯科の連携が
大切です
OSAの診断や治療効果の確認には、
医科との連携が欠かせません。
医科では、
OSAの診断や重症度の評価、
治療効果の確認
などを行います。
歯科では、
お口の状態を評価し、
OAの製作・調整・管理
を行います。
それぞれの役割を生かしながら、
医科と歯科が連携して
治療を進めること
が大切です。
まとめ
OA治療は、
医科での診断
↓
歯科でのお口の評価
↓
OAの製作
↓
装着・調整
↓
治療効果の確認
↓
継続的な管理
という流れで進みます。
OAは、作って終わりではありません。
長期間使用するためには、
噛み合わせ・歯並び・顎関節・
歯や歯ぐきの状態
などを定期的に確認することが
大切です。
当院では、睡眠専門医と連携しながら、
安心してOA治療を継続できるよう、
お口の状態を長期的に管理します。
そして、補綴専門医としての知識と経験を生かし、
「作る」だけでなく、
「長く使える状態を維持する」
ことを大切にした
OA治療を行っています。


